
DR-Z4シリーズは、2つのキーワードをもとにスタイリングデザインを進めました。
1つめは「Evolution」。アグレッシブなスタイリングに進化させています。
フロントからリヤにかけて”直線的なつながり”を持たせることを意識し、フロントフェンダーからテールにかけ、サイドに大胆な水平状のラインを作り出すことに注力しました。
2つめは「Serious Gear」。
エルゴノミクスを重視しつつ、機能美を追求し、本格的な道具が持つ魅力を引き出しています。
オフロードやサーキットといったシーンだけでなく、街中(ストリート)でもひときわ目をひく存在感を発揮。
デザイン性と機能性を高次元で融合させたスタイリングは、印象的な仕上がりとなっています。
Highlights
軽量パワフル・コンパクトな
ドライサンプエンジン

初代DR-Z400Sに搭載されたコンパクトで力強い398cm3水冷単気筒DOHCエンジンは、高性能な4ストロークエンジンとして高い技術力を集結したものでした。
DR-Z4SMのエンジン開発にあたり、基本設計をゼロから見直し、最新の排出ガス規制に適合しながらも全回転域で力強いトルクを発生させ、スロットル操作に対するレスポンスとコントロール性を持つエンジンを目指し開発を進めました。
スーパーモトモデル/デュアルパーパスモデルに求められる軽量かつパワフルなエンジンを目指して、最低地上高の確保とマスの集中化に貢献するドライサンプ潤滑方式を採用するなど、必要な特性を持たせつつ、最新の排出ガス規制、騒音規制に対応しています。
スズキクラッチアシストシステム(SCAS)

オンロードからオフロードまで幅広い使用環境において、確実なクラッチの操作性を重視した設定とした。
ライダーのクラッチ操作をアシスト、軽量化にも貢献。スリーブハブとプレッシャディスクに設けたアシストカムとスリッパーカム構造により、加速時にはアシストクラッチとして機能し、エンジントルクを効率良く伝達しながらレバーの操作力を低減し、長時間のツーリングでの疲労を軽減。減速時のシフトダウン時には、急激なエンジンブレーキと後輪のホッピングを低減するスリッパー機能を持ち、減速時の車体挙動の安定化に貢献している。
スズキドライブモードセレクター(SDMS)

走行シーンや路面状況、好みのライディングスタイルに合わせて、出力特性の異なる3つのモードを選択可能。最高出力は変わらず、出力フィーリングの違いを特に低速域から中速域で顕著に体感できるように設定。各モードの設定は、最適なパフォーマンスを実現するためにチューニングされ、徹底的にテストしています。
モードAは、スロットルを開けたときのレスポンスが最も鋭く、エキサイティングな加速を実現します。エンジンパワーをフルに活かすようにチューニングしており、良好な路面でのアグレッシブな走りを楽しむのに適しています。
モードBは、自然なスロットルレスポンスで、リニアなパワーデリバリーを特徴としています。幅広いライディングスタイルや路面コンディションにフィットする、満足度の高いセッティングバランスを目指しました。
モードCは、ソフトなスロットルレスポンスと穏やかなトルク特性です。快適性を優先したセッティングで濡れた路面や滑りやすい路面でのライディングに適しています。
スズキトラクションコントロールシステム(STCS)

前後輪の速度センサー、スロットルポジションセンサー、クランクポジションセンサー、ギヤポジションセンサーの情報により、リヤタイヤのホイールスピンを検出した際、速やかにエンジン出力をコントロールしています。
ライダーは1・2・G(グラベル)・OFFの4つのモードから選択可能。モード1は乾いた舗装路面向けで、モード2は濡れた舗装路面向け。DR-Z4SとDR-Z4SMは、同じ路面での走行を想定したセッティングだが、サスペンションやタイヤの違いに合わせた専用チューニングを施しています。
- トラクションコントロールシステムは、走行を補助するシステムであり、スリップ(スピン)の発生や転倒を完全に防止するものではありません。機能には限界がありますので、システムに頼らず安全運転を心がけてください。
G(グラベル)モード
システムの介入が最も少ないGモードは、オフロードでも駆動力を保持し、高い走破性と安定した旋回性をサポートします。
主にフラットダートにより焦点を当て、一定のスピンを許容することでスーパーモトらしいスポーティーさをより体感でき、経験の浅いライダーでも安心して走ることができます。
- Gモードは一定量のリヤタイヤスリップを許容します。舗装路面では使用しないでください。
スズキイージースタートシステム
ワンプッシュで始動が可能なスズキ・イージースタート・システムを装備。スターターボタンを押すと
一定時間スターターモーターが回転。
ECM(エンジンコントロールモジュール)が始動状況を認識してスターターモーターを止めます。
ギヤポジションがニュートラルの場合は、クラッチを握らなくてもエンジン始動することが可能です。
フル液晶インストルメントパネル

軽量・コンパクトな新設計の液晶インストルメントパネルを採用。
視認性の高いディスプレイを採用し、ライダーの操作状況をリアルタイムで把握できるだけでなく、各システムの設定値も表示する。
ディスプレイの両サイドには、ターンシグナル、エンジン警告灯(MIL)、ニュートラル、マスターウォーニング、ハイビーム、トラクションコントロールシステム、ABS警告灯、ABSファンクション、水温警告灯、油圧警告灯、バッテリー充電警告灯を認識しやすいレイアウトで表示。
- すべてのランプとインジケーターは、撮影用に点灯させたものです。
車体色・価格
DR-Z4SM メーカー希望小売価格 ¥1,199,000(消費税込)


DR-Z4S メーカー希望小売価格 ¥1,199,000(消費税込)


- メーカー希望小売価格には、保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません。
- メーカー希望小売価格は参考価格です。販売価格は各販売店が独自に定めていますので、詳しくは販売店にお問い合わせ下さい。
- メーカー希望小売価格は消費税10%にもとづく価格です。
注目のニューモデル、スズキ「DR-Z4SM」「DR-Z4S」はバイクハウスゼロ埼玉大学前店/浦和区駒場店にてご予約受付中です。ぜひお問い合わせをお待ちしております!